サイトアイコン EnglishCentral Solutions

EnglishCentralを使った効果的な学習量ってどのくらい?

 

こんにちは。

EnglishCentralサポートチームです。

 

EnglishCentralでどれくらい英語を学習すると効果があるのか。

これは学習者のみなさんにとって、とても気になるポイントだと思いますが、同じく学校の先生や企業の研修担当者なども気になっていることではないかと思います。

特に企業の研修の場合は、会社の補助を出す要件とも関わるので頭の痛い問題ではないでしょうか。

学校ならばある程度カリキュラムが決まっていたり、英語の先生がしっかりと管理をしてくれるので安心です。

しかし、そういった指針や管理者もなく、仕事や子育てなど日常さまざまなことに忙殺されている社会人の皆さんには悩ましい問題ですね。

 

EnglishCentral推奨の学習量はどのくらい?

まずはEnglishCentralの学習の仕組みを振り返りつつ、学習量についてどのように推奨しているのかを確認しておきましょう。

EnglishCentralは1万5000本以上の動画教材をベースにしたeラーニングによる自己学習とオンライン英会話GoLive!を組み合わせて学習するシステムで、世界中から集められた動画はビジネス、旅行、日常会話、ニュース、映画、スポーツ、音楽など様々なジャンルにわたり、英語圏で使われている自然な会話から生きた英語を学ぶことができる内容となっています。

 

 

1本の動画教材に対して「見る・リスニング」「学ぶ・単語学習」「話す・セリフを音読」「GoLive!・講師とのレッスン」と様々な方法で英語のインプットとアウトプットを繰り返すことができます。

 

このため、EnglishCentralではこの4つの主なアクティビティ「見る」「学ぶ」「話す」「GoLive!」を指標としており、1週間の推奨学習量を下記のように設定しています。

 

見る:5本

学ぶ:50単語

話す:セリフ50本の音読

 

EnglishCentralをご利用の企業でもこの目標値を採用している企業は多いですが、中にはeラーニング部分にはノルマを設けず、GoLive!受講回数の月間目標を5回、10回、15回のように目標値としている企業もあります。

月間5回だとほぼ週1回、10回だと週2回、15回だと週3回というペースになりますね。

 

アンケート調査結果:効果を感じている人の学習量は実際どのくらい?

2021年11月にEnglishCentralを活用して学習中の社会人を対象としたアンケート調査を行いました。

この結果、前回の記事でもお伝えしたように、オンライン英会話GoLive!を週1回以上定期的に受講している学習者の85.71%が英語学習に「効果を感じている」(「とても感じている」または「やや感じている」と回答)ことがわかりました。

また、この「効果を感じている」層の実際のGoLive!受講回数を分析したところ、1週間に平均3.1回受講をしていることも判明しました。

※前回の記事はこちらから<要リンク先変更>

 

今回は学習量からグループ分けするのではなく、学習効果をどのように実感しているかに基づいてグループ分けをして、英語力が伸びていると実感している人がどのような学習の仕方をしているのかを見ていきましょう。

まず全体を見ていくと、分析対象は135名(アンケートを行った直近1ヶ月間の学習記録がまったくないが「学習効果を感じている」と回答された方を削除)となり、5段階評価で「とても感じている」(12名)「やや感じている」(65名)を合わせた回答は57.04%となりました。

「わからない」(47名)が34.81%、「あまり感じていない」(9名)と「まったく感じていない」(2名)を合わせた回答は8.15%と続きます。

 

各グループの1週間のeラーニングの学習量の平均を出したのが下のグラフになります。

 

「学習効果を感じている」層では、動画の「見る」を完了した本数が8.4本、「学ぶ」の学習単語数が92.8単語、「話す」のセリフ音読回数が93.0と、私たちEnglishCentralサポートチームも驚くきわめて高い数値が確認されました。

なお、オンライン英会話「GoLive!」の受講回数は、予想通り1,9回とほぼ週2回のペースで受講を行っていました。

 

一方で「わからない」と回答した層では、動画の「見る」は7.1本と推奨学習目標の5本を超えましたが、「学ぶ」と「話す」はいずれも50という目標数値には至らず、EnglishCentralが推奨している学習目標値には妥当性がありそうです。

またオンライン英会話「GoLive!」も0.3回と、毎週定期的にレッスンを受講しているわけではないようです。

 

ここで浮かぶ疑念は、もしかすると12名の「とても感じている」人がとてつもない学習量をこなしており、「効果を感じている」層全体の数値を引き上げてしまっているのではないという点です。

またさらに進めて、では学習効果を「とても感じている」方と「やや感じている」方では、どれくらいの差があるのかも気になるところです。

そこで元の5段階によるグループ分けに戻して、改めて学習量の平均を出したのが上のグラフです。

学習効果を「やや感じている」層では、1週間「見る」7.4本、「学ぶ」94.4単語、「話す」セリフ77,9本となり、やはりEnglishCentralの推奨学習量を上回っていました。

オンライン英会話「GoLive!」の受講回数も1週間に1.5回となり、こちらも定期的に毎週レッスンを受講していることが判明しました。

 

もうひとつの関心である、「とても感じている」と「やや感じている」の違いがもっとも大きく表れたのが、「話す」の平均本数とGoLive!の受講回数でしょう。

「話す」の平均本数とGoLive!の受講回数ともに2倍以上の差が付きました。(「話す」が約2.24倍、GoLive!の受講回数では2,6倍)

「とても効果を感じている」人たちが、英語を口に出すという学習にいかに力を入れているかというのが読み取れると思います。

 

結論

今回の調査結果から、効果を感じる英語の学習量についてのイメージが見えてきましたが、もちろん実際には学習期間や学習のやり方やカリキュラム内容などの質の問題もあります。

学習者によって学習開始時点での英語のレベル、目標とするところ、課題などが異なるからです。

従って、次回のコラムからは学習の進め方に注目して情報をお届けしたいと思います。

モバイルバージョンを終了